コラム記事

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    歯医者にクリーニングに行く最適な頻度とは?

    こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。

    「歯」は、人間にとって非常に大事なものです。これがなくなってしまえば食べ物を取ることも大変になってしまいますし、また何よりも歯には自然治癒力はありません(最初期のものならば、ブラッシングによって悪化を防ぐことはできます)。

    そのため、定期健診を受けて、いつでもきれいな状態を保っておく必要があります。

    ここでは主に、「定期健診に行くときの頻度」を取り上げて、

    • どれくらいの頻度で歯科医院に行けばいいのか
    • 行く頻度は人によって異なるのか
    • 定期健診に行くことのメリットとは何か

    について解説していきます。

     

    歯の定期健診、1つの目安となるのは「3か月」

     

    定期健診として歯科医院に通う場合、どれくらいの頻度で足を運べばよいのでしょうか。

    結論から述べると、これは3か月」がひとつの目安となります。

    歯科医院によって多少見解は異なりますし、また口の中の状態や目的によって異なりますが(このあたりは後述します)、この数字がひとつの目安と考えてください。私たちハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科でも、この「3か月毎の定期健診」をおすすめしています。

    歯を、美しく健康的に維持するためにはホームケアが何よりも大切です。しかし歯科医院に定期健診に通うことで、より美しく、より健康的な歯を保てるようになります。

     

    ケースごとで異なる、「定期健診に通うタイミング」

    上記では、「歯科医院に定期健診に通う期間の目安は3か月に1度程度」としました。
    ただ、「今の口の状態がどんな感じか」「どのような状態を目指したいか」によって、通うべき期間は多少異なってきます。

    それについてみていきましょう。

     

    1.歯が非常に健康であったり、忙しくて歯科医院に通う時間が確保できなかったりする人

    目安:半年に1度程度、落ち着いたら3か月に1度程度に

    「非常に忙しくて残業続き、眠る時間も確保しにくい。現在のところ口の中にトラブルは起きていないし、前に病院に行ったときにも異常はなかった。家ではしっかりケアができている」という場合は、3か月よりも少し長めの期間を開けて定期健診に通っても問題はあまりないかと思われます。

    「絶対に大丈夫であること」は担保できませんが、半年に1回程度でも大きなトラブルにはなりにくいでしょう。「忙しいし、歯のトラブルがなさそうなときは半年に1回。落ち着いたら3か月に1回通うようにする」というかたちでもよいかと思われます。

     

    2.歯周病を抱えている人

    目安:12か月に1回程度、カウンセリングをしてお伝えします

    反対に、口内にトラブルを抱えている人はもう少し短いスパンで定期健診に訪れなければなりません。
    たとえば、歯周病の人です。

    歯周病は、細菌が原因で炎症が引き起こされるものであり、ときに腫れをもたらします。また、ひどくなっていくと、歯を支えている骨までが溶けてしまいます。さらに歯周病は、口内のトラブルだけにとどまらず、心臓疾患などの恐ろしい病気にまでつながります。また妊婦さんが歯周病を患っている場合、早産や低体重児の出産につながることもあります。

    ここのような歯周病を患っている人の場合は、12か月に1回程度の定期健診が望ましいでしょう。歯科医師や歯科衛生士の方から「これくらいのスパンでクリーニングに来た方が良いでしょう」と提案もありますから、それに従うようにしてください。

     

    3.虫歯に悩まされやすい人

    目安:12か月に1回程度

    「虫歯のなりやすさ」は、人によって異なります。とてもしっかりとホームケアをしていても虫歯に悩まされる人はいますし、逆にあまりメンテナンスをしていない人でも虫歯になりにくい人もいます。

    もしあなたが、「虫歯になりやすい人である」と診断されたことがあったり、また自分自身で「虫歯によく悩まされる」と感じていたりするのなら、12か月に1回程度のメンテナンスをおすすめします。

     

    4.歯石がつきやすい人

    目安:23か月に1回程度

    「歯周病にまでは進んでいないし、ホームケアもしっかりできている。ただ、歯石に悩まされている」という人の場合は、23か月に1回程度の定期健診をおすすめします。歯石は、そのまま放置しておくと歯周病につながりかねないものだからです。

    歯石は、歯ブラシで磨いても取れません。そのため、虫歯予防には効果的なホームケアでも、これを除去しきることはできないのです。しかし歯科医院でクリーニングを受ければ、この歯石をきれいに取り除くことができます。

    「歯周病になる前のお手入れ」「口内環境を悪化させないためのお手入れ」として、定期健診に通うようにしてください。

     

    5.歯を美しく保ちたい人

    目安:2か月に1回程度

    最後に、「歯のトラブルは抱えていないけれど、歯を美しく保ちたい人」が定期健診に通うときの期間の目安を紹介します。

    この場合は、2か月に1回程度が目安となるでしょう。
    これくらいのスパンで定期健診に通っていれば、「いつまでも美しい白い歯」を維持しやすくなります。ワインやたばこ、コーヒーなどによる歯の着色をきれいに落とし、見た目も美しい歯を維持できるでしょう。

    ただ、このような目的で定期健診を受ける場合、1つ注意しておかなければならない点があります。
    それは、「『美しくすること』を目的とするクリーニングでは、保険が適用されない」ということです。

     

    ここまで上げてきた4つのケースの場合は、定期健診も保険診療内となります。そのため、自己負担額は13割ですみます。しかし、健康に関係のない「美しくするためのクリーニング」はすべて自己負担となります。

     

    定期健診を受けることで、歯の健康が守りやすくなる

    「定期健診に行くのは、時間もかかるし嫌だな……
    「歯が痛くなってからでも十分な気がする……

    このように思う人もいるのではないでしょうか。
    しかし、歯の定期健診は非常に重要です。
    なぜなら、定期健診には以下の3つのメリットがあるからです。

     

    1.歯のトラブルを未然に防げるようになる

    歯の定期健診を行うことで、歯のトラブルを未然に防ぎやすくなります。異常に気付きやすくなるため、すぐに最善の手を打つことができるようになるのです。つまり、「痛くならないように」予防することができます。

     

    2.歯に対する健康意識を高められる

    また、歯の定期健診を受けることで、歯に対する健康意識が高まります。ホームケアにも身が入るようになりますし、歯を大切にしていこうとする意識も芽生えるでしょう。その結果として、「年を重ねてからも、自分の歯で硬いものを食べられる楽しみ」が得られるようになります。

     

    3.質問点や不安点について質問ができる

    特に「きちんとホームケアをしているつもりなのに、歯のトラブルに見舞われやすい」という人にとっては、定期健診は強い味方となります。

    歯の定期健診に当たるのは、歯科衛生士をはじめとする歯の専門家です。そのため、歯磨きの指導も行えますし、「自分ではきちんと磨いているはずなのに虫歯になりやすい。原因は?」などのような質問もできます。

     

    歯や口内をトラブルから守り、いつまでも美しく健康的な状態にするために「定期健診」はあるのです。

    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、歯の定期健診を請け負っています。もちろん、定期健診以外にも、さまざまなお悩みや不安点にお答えできます。歯・口の心配事がありましたら、お気軽にハートデンタルクリニック溝の口駅前医院にご相談ください。


    完全個室でプライバシーを重視した治療ができるデンタルクリニック
    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科
    〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口1丁目5-5スターブル溝ノ口 1F
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    溝の口の歯医者 歯科|専門分野のエキスパート在籍|歯科用CT、インプラント専用オペ室、クラスB規格の高圧蒸気滅菌器完備|世界基準の滅菌レベル|独自の麻酔テクニック


     

    2022.08.26

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    歯のクリーニングってどんなことをしているの? 効果はあるのか?

    こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。

    口腔内の環境を美しく保ち、清潔な状態を維持するために行われるのが「歯のクリーニング」です。
    ただこの「歯のクリーニング」は、虫歯などの治療とは異なり、その効果が少々わかりにくいものでもあります。

    そこでここでは、

    • 歯のクリーニングを行う2つの意味
    • 歯のクリーニングの流れ
    • 歯のクリーニングを行う頻度

    について解説していきます。

     

    歯のクリーニングを行う2つの意味

    歯のクリーニングを行う理由は、大きく分けて2通りです。

    1つめは、口腔内に起きているトラブルを解消するためで、「治療」のカテゴリーに分類されるものです。
    そしてもう1つは、口腔内を清潔に保ち、トラブルを未然に防ぐためのものです。

    それぞれ解説していきましょう。

     

    ・治療のため

    「歯のクリーニングは、虫歯などの治療とは異なりその効果が分かりにくい」と冒頭でお話ししました。
    しかし実は、歯のクリーニングもまた、「治療」のために行うことがあるものです。
    歯のクリーニングは、歯周病の悪化を食い止め、症状を改善するために極めて有用な手段です。

    歯周病を引き起こす菌類は、歯についた歯垢(プラーク)や、それが石灰化してできた歯石の中に住み着いています。この菌類は歯を痛めつけ、歯のぐらつきをもたらしたり、歯茎にトラブルを引き起こしたりします。

    このような歯周病菌の侵攻を食い止めるために、「歯のクリーニング」が行われます。歯のクリーニングによって歯垢(プラーク)や歯石を取り除けば、歯周病は改善していきます(ただしそれ以外の外科的な治療が必要になることもあります)。

    歯を失う原因のうちの実に80パーセントが、歯周病であるとされています。歯のクリーニングによって歯周病を改善することは、年を重ねても健康的な「自分の歯」を維持するために非常に重要だといえます。

    なお、「治療として歯のクリーニングを行う場合」は、保険が使えます。そのため、自己負担額が1割~3割で済みます。

     

    ・口腔内のトラブルを防ぐため

    上記では、「歯のクリーニングによって歯周病の改善を図れる」としました。このように、歯周病の治療法としての性格を持つ歯のクリーニングですが、同時に、これには歯周病を「予防する」効果もあります。

    歯のクリーニングをしっかり行い、歯垢(プラーク)や歯石のない歯を作ることで、歯周病の発生を未然に防ぐことができるのです。

    この「予防としての歯のクリーニング」の場合、一部を除いて自費診療となります。そのため、保険は利きません。ただ自費診療での歯のクリーニングの場合は、保険診療内での歯のクリーニングに比べて選択肢が広く、またスピーディーに行えるというメリットもあります。

     

    同じように「歯のクリーニング」といっても、目的によって「保険診療内か、自費診療か」「受けられる診療内容の自由度」は変わってくるのです。

     

    歯のクリーニングの流れについて

    歯のクリーニングの流れの基本は、以下の通りです。

     

    1.検査

    レントゲンなどを用いて、歯の状態をチェックします。今の歯の状態はどうなのか、歯のクリーニングを必要とするのかなどを確かめる工程です。

    なお、保険診療内での歯のクリーニングの場合はこの工程が必須ですが、自費診療の場合は検査なしでも歯のクリーニングを受けることが可能です。

     

    2.歯垢(プラーク)や歯石を除去する

    歯垢(プラーク)や歯石を除去していきます。歯垢(プラーク)はホームケアでも落とすことは可能ではありますが、歯石になってしまった場合は歯磨きでは落とすことができません。

    そのため、歯石を取るための専用の器具を使って、これを除去していく必要があります。保険診療内での歯のクリーニングの場合は、この歯垢(プラーク)・歯石の除去を施術の中心とします。

     

    3.歯の表面を磨く

    歯の表面を磨き上げます。歯垢(プラーク)・歯石を取ったばかりの歯はざらつきがあるため、放置しておくと汚れが付きやすくなってしまうからです。

    研磨剤などを利用して、丁寧に磨き上げていきます。

     

    4.歯の磨き上げ

    フッ素を配合したデンタルケア用品などを使って、歯を磨き上げていきます。これが終われば、歯のクリーニングも終了です。

     

    なお、歯のクリーニングと合わせて、「家でのブラッシングの状況」「歯の磨き方指導」なども行います。

    「歯のクリーニングを受けさえすれば、歯を磨かなくてもOKである」「歯科医院で歯のクリーニングをしてもらうならば、自分でケアする必要はない」と考えるのは間違いです。

    口腔内のトラブルを防ぐためにもっとも大切なのは「日々の歯磨き」であり、歯のクリーニングは「日々の歯磨きでケアしきれなかったところをフォローするもの」だからです。

    またこの機会に、日々のケアでの不明点や悩みがあったら、ぜひ当院のスタッフに質問してください。歯・口腔の専門家であるスタッフが、その悩みを解消する方法を教えてくれるはずです。もちろん、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科でも相談をお引き受けしています。

     

    歯のクリーニング、どれくらいの頻度で通う?

    最後に、「歯のクリーニングはどれくらいの頻度で通うか」について解説していきます。

    これはその人の口腔内の状況や、歯の状態によって異なります

     

    ・治療中の場合は、歯科医院の指示に従って

    「歯周病の治療として、歯のクリーニングを受けている」という場合は、歯科医院の指示に従ってください。多くの場合は、複数回通うことになるでしょう。

    保険診療内での歯のクリーニングの場合、歯冠部分(歯の上の方)と歯根部分(歯の下の方)で、2回に分けて歯のクリーニングを行っていく必要があります。このため、「歯冠部分も歯根部分にも、両方ともに歯石がある」という場合は、別日に歯のクリーニングを行わなければならないのです。

    歯周病の状況にもよりますが、4回程度の通院が必要になることが多いといえます。

     

    ・定期的に通う場合は、3か月に1回程度

    「現在は歯のトラブルはないけれど、予防の観点から通う」ということであれば、3か月に1回程度が目安かと思われます。

    なお、自費診療での歯のクリーニングの場合は、歯冠部分と歯根部分の歯石除去を1度に行うことができます。

     

    ・口腔内のトラブルに見舞われやすい人は、もう少し短いスパンで

    口腔内の状況は人によって異なります。そのため、虫歯や歯周病になりやすい人もいれば、これらに悩まされにくい人もいます。

    「自分は前者だ」と思う場合は、3か月よりももっと短いスパンで歯のクリーニングに通うことをおすすめします。この場合は、1か月~2か月に1回程度通うことになるでしょう。

     

    なお、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科では「どれくらいの頻度で通えばよいですか」と聞いていただければ、おおよその目安をお伝えすることができます。

     

    歯周病は痛みを伴わないことが多いため、それを治療・予防するための歯のクリーニングも、「虫歯の治療」ほどは注目されません。

    しかし歯周病は、放置しておくと人の歯を失わせるとても危険なものです。その歯周病に向き合い、対策として利用できる「歯のクリーニング」は、歯を守るために非常に重要なものだといえるでしょう。

    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科でも、歯のクリーニングを行っています。歯周病に悩まされている人はもちろん、現在の歯の状態に合った予防方法を探している人も、ぜひハートデンタルクリニック溝の口駅前医院にお越しください。


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    2022.08.26

  • column

    歯周病の原因と、虫歯の予防について

    こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。

    太古から私たちを悩ませてきた「歯の痛み」は、令和の現代においても変わらず私たちを悩ませています。
    ただ現在は、歯に対する研究が進みその原因を突き止められるようになりました。そしてそのための対策も打てるようになりました。

    ここでは

    • 口内のトラブルの代表例である歯周病はどんなものなのか、何によって起こるのか
    • 歯周病と虫歯の違い
    • 歯周病や虫歯を予防するための方法

    について解説していきます。

     

    歯周病は、歯の隙間に忍び込んできた細菌によって引き起こされる

    歯周病は、歯と歯茎のわずかな隙間に、細菌が侵入してきたことによって引き起こされるものです。この細菌は歯茎に炎症を引き起こし、さまざまな歯のトラブルを引き起こします。歯周病になったにも関わらずこれを放置しておくと、さらに菌類の進行が進み、やがて歯を支えている骨にまで攻撃を加えるようになります。そして、この歯を支えている骨を溶かし、歯を安定感のない状態にしてしまうのです。

    この状況でもまだ治療をせずに放っておいた場合、出血などを伴ったのち、歯が抜け落ちます。健康な状態の歯を抜く場合は大きな力を加える必要がありますが、歯周病で歯が抜ける場合はこのような力は必要ありません。ぽろりと自然に抜け落ちてしまうのです。

    この「歯周病による歯のダメージ」は、決して他人事ではありません。国では「8020運動」を推奨しており、「80歳になるまで自分の歯を20本以上持ち続けよう」と謳っていますが、これを不可能にし、歯を失う原因となっているものの代表例がこの「歯周病」です。歯を失う人のうちの80パーセント以上が歯周病を原因としており、だれもが非常に高い確率で患う病気であることがわかっています。

    歯周病が発生する原因についてもみていきましょう。
    歯周病が起きる原因は、「歯垢(プラーク)」や「歯石」にあります。
    歯垢(プラーク)は、歯と歯茎の間にできるものであり、歯石とはその歯垢(プラーク)が石灰化して固着したものをいいます。

    すでに説明した、「歯と歯茎の間から忍び込んでくる菌類」は、この歯垢(プラーク)に非常によく繁殖します。この歯垢(プラーク)1ミリグラムのなかには、実に1億個という膨大な数の菌が存在するといいます。そしてこの歯垢(プラーク)・歯石を餌場として繁殖した菌類が、歯~歯茎を攻撃し、歯周病へと導いていくのです。

    なお上記では、「歯石はその歯垢(プラーク)が石灰化して固着したもの」としましたが、歯垢(プラーク)を歯石かさせる原因もまた、この「菌類」にあります。菌類は、私たちの唾液のなかに存在するカルシウムなどと結びつき、歯垢(プラーク)を石灰化していくのです。

    また、歯垢(プラーク)や歯石は、菌類がさらにその侵攻を続けるための足掛かりとも成り得ます。歯垢(プラーク)は歯周病の原因であり、また歯周病を悪化させる原因でもあるのです。

     

    虫歯と歯周病、いったい何が違うの?

    さて、このように恐ろしい「歯周病」ですが、これは口内のトラブルのなかでもっともメジャーなもののうちのひとつだといえます。そしてもうひとつの代表的なトラブルが、「虫歯」です。
    ここでは混合されやすい「虫歯」と「歯周病」の違いについて解説していきます。
    この2つの違いは、主に下記の3つで説明できます。

    • 痛みの違い
    • 発生箇所の違い
    • 治療方法の違い

    それぞれ解説していきます。

     

    1.痛みの違い

    歯周病と虫歯のもっとも大きな違いは、「痛みがあるかどうか」です。

    意外に思われるかもしれませんが、歯周病はほとんど痛みを伴いません。虫歯が強烈な痛みを伴うのに対して、歯周病は自覚症状のないまま進みます。さすがに歯がぐらつくレベルになれば多くの人が「何かしらの異変が起こっていること」に気づくかと思われますが、初期段階だとほとんどの人が何も気づかないといえます。

    このため、しばしば、「虫歯よりも歯周病の方がマシだ」と思う人もみられます。ただ、「痛み」は人間にとって非常に大切な警戒音でもあります。それがまったくないまま進んでいく歯周病は症状が進んでから初めて発覚することが多く、早期治療が難しい傾向にあるのです。

     

    2.発生個所の違い

    歯周病も虫歯も口腔内のトラブルであることは共通しています。しかし、「歯の周りの病気」と書くことからも分かる通り、歯周病は「歯そのもの」の病気ではありません。歯周病が進むことによって歯のぐらつきが生まれたり歯が失われたりすることはありますが、歯周病の最初は「歯と歯茎の境目」から始まるものです。

    しかし虫歯の場合は、「歯のものの病気」です。また、虫歯を引き起こす菌類と歯周病を引き起こす菌類は異なります。

     

    3.治療のやり方の違い

    後で詳しく触れますが、歯周病も虫歯も歯垢(プラーク)を原因とするものであることは一緒です。そのため、歯垢(プラーク)を生まない口内環境づくりが求められる点でも一緒です。

    ただ、それ以外の治療方法には違いがあります。

    歯周病の場合は、「歯垢(プラーク)を取り除くこと」が中心となります。また、歯垢(プラーク)が発生しないようなお手入れ方法を学ぶことになります。症状が進むと歯茎の切開などに代表される外科手術が必要となりますが、早期段階では「歯のお手入れ」をまずは徹底するという治療方針がとられやすいといえます。

    虫歯の場合も、初期段階ならば歯磨きだけで治療できます。ただしこれは、自覚症状もない最初期の段階だけです。多くの虫歯は、患者様が「痛い」と感じてから始まります。この段階になると、歯を削ったり、詰め物を入れたりといった治療が必要になることが非常に多いといえます。

     

    歯周病や虫歯にならないためにできる予防策

    歯周病や虫歯にならないためには、どのような予防策が講じられるのかを考えて生きましょう。

    まずもっとも大切なのは、「歯磨き」です。
    歯磨きを行うことで、歯垢(プラーク)ができにくくなります。歯垢(プラーク)がない状態ならば、口内環境を悪くする菌類は活動しにくくなります。
    そのため、毎食後の歯磨きを徹底しましょう。なお、「職場では歯を磨くのは難しい」という人は、うがいなどで対応しましょう。

    デンタルケア用品を使うのも有効です。
    デンタルフロスは汚れを取り切るのに役立ちますし、フッ素入りの歯磨き粉は歯を強くするために役立ちます。これらを日常的に使い、歯をきれいに、また強く保つようにしましょう。

    歯医者は、「歯が痛くなったときにだけ行くところ」ではありません。
    歯医者で行う定期健診は、口腔内のトラブルを迅速に見つけるための非常に有用な手段となりえます。
    上記で紹介した「歯磨きで治る虫歯」も定期健診に行っていればみつけやすいですし、歯垢(プラーク)が溜まっていればその段階で指摘もされます。また、歯石は歯医者でしか取り除けません。
    このような「初期段階の口腔内のトラブル」を早期に発見し、重症化する前に止められるというメリットが、歯の定期健診にはあります。

    歯周病や虫歯は、多くの人が一度は悩まされるものです。歯周病や虫歯に悩まされたときに、「ちゃんとお手入れをしておけばよかった」と悔やむ人も多いのではないでしょうか。
    歯周病や虫歯の予防策をしっかりと講じて、このような後悔を味わわなくて済むようにしていきたいものです。

     

    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、歯周病や虫歯の治療、定期健診を行っています。お困りの際は、ぜひハートデンタルクリニック溝の口駅前医院の門を叩いてくださいね。


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    2022.08.24

  • column

    マウスピース矯正のメリット7つと、ワイヤー矯正との違いとは?

    こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。

    「歯の矯正」は、昔から非常によく行われてきたものです。歯の矯正の歴史は事情に古く、すでにローマ時代にはこの原型となる医療行為が行われていたとされています。ただ、そのころの矯正は「手指を使って行うもの」でしたし、近年に入るまではワイヤーを使っての矯正が主流でした(後述しますが、現在でもワイヤーを使った矯正は非常によく行われます)。

    ただ、近年に入ってからは「マウスピースを使った矯正(以下では『マウスピース矯正』とする)」が出てきました。

    今回はこの「マウスピース矯正」を取り上げて、そのメリットを紹介していきます。

     

    マウスピース矯正、7つのメリット

    マウスピース矯正は、その名前の通り、マウスピースを使って行っていく矯正です。
    このマウスピース矯正には7つのメリットがあります。

    1. 矯正をしていることが人にバレにくい
    2. 任意に取り外せる
    3. 口の中が傷つく心配がない
    4. 金属アレルギーの人でも受けられる
    5. 使い捨てであるため、清潔さを保てる
    6. 異物感はほとんどなく、痛みも感じにくい
    7. 治療中~治療後のイメージも持ちやすい

    このメリットをワイヤー矯正と比較しながら、それぞれ解説していきます。

     

    1.矯正をしていることが人にバレにくい

    マウスピース矯正のもっとも大きなメリットは、「矯正していることが人にバレりにくいこと」でしょう。

    従来型のワイヤー矯正の場合、ワイヤーが表面に出るため非常に目立っていました。このため、笑顔を作ったときなどにこのワイヤーが人目にさらされることになっていたのです。

    しかしマウスピース矯正の場合は透明で薄いプラスチックを使うため、矯正をしていることが人に分かりにくいといえます。接客業の人などでも気軽に行えるのが、マウスピース矯正のメリットです。

     

    2.任意に取り外せる

    ワイヤー矯正で使われるワイヤーは、基本的には外れないようになっています。外れた場合には病院で着けなおしてもらう必要もあったため、「写真を撮るときだけ外す」などのようなことができませんでした。

    しかしマウスピース矯正の場合、任意で、自分の手で、これを外すことができます。もちろん着けなおしも自分でできます。

    「写真を撮りたい」「ご飯を食べたい」などのようなときには自分で取り外し~取り付けができるため、非常に管理がしやすいのです。このような利便性の高さもまた、マウスピース矯正の大きなメリットだといえるでしょう。

     

    3.口の中が傷つく心配がない

    当然のことながら、ワイヤーは非常に硬いものです。着けているうちにある程度慣れていく人もいるかと思われますが、この硬さゆえに、ワイヤーと接している部分の粘膜が傷ついてしまう恐れがありました。傷ついた粘膜は、熱や痛みを生じさせることが多く、矯正中の人を悩ませていました。

    しかしマウスピース矯正の場合は、歯を全面に覆うものであるため、このようなリスクがありません。口腔内の粘膜が保護されるため、トラブルも非常に起こりにくいのです。

     

    4.金属アレルギーの人でも受けられる

    金属アレルギーの人にとって、ワイヤー矯正は危険なものでもありました。現在では金属アレルギーの人に配慮して「アレルギー反応が起こりにくいワイヤー矯正」が提案されるようになってきましたが、それでもリスクをゼロにすることはできません。また、かかろうとしている歯科医院が、このような「アレルギー反応が起こりにくいワイヤー矯正」を扱っているかどうかは未知数です。

    しかしマウスピース矯正は、金属を利用していません。ウレタン樹脂で作られているため、金属アレルギーの人であっても安心して受けられるのです。

     

    5.使い捨てであるため、口内環境を清潔に保てる

    マウスピース矯正で使うマウスピースは、1週間ごとに取り換えを行います。そのため、いつでも清潔で衛生的です。

    対して、ワイヤー矯正の場合は調整は1か月に1回程度しか行いません。同じワイヤーがずっと口の中にあることになるのです。

    この「口内環境を清潔に保てること」は、単純に感覚の面でのメリットだけを生み出しているわけではありません。

    従来型のワイヤー矯正の場合、どうしてもワイヤーと歯の間に食べかすがつまったり、歯石ができやすかったりといったリスクを避けることができませんでした。歯磨きをしようとしてもワイヤーが邪魔になり、上手く磨けないなどの問題もありました。そのため、虫歯などの口腔内トラブルを起こしやすい状況にあったのです。

    しかしマウスピース矯正の場合は、食事のときには外せますし、1週間に1度の取り換えを行います。このため、このような口腔内のトラブルが起きる可能性も大きく下がるのです。

     

    6.異物感はほとんどなく、痛みも感じにくい

    ワイヤーでの矯正は、調整してから数日間は痛みが続く可能性があります。また、ワイヤーを取り換えるときに痛みを伴うことも多かったといえます、

    しかしマウスピース矯正の場合は、このような痛みはほとんどありません感じ方には人それぞれ違いがありますが、マウスピースの交換時に少し痛みが出る程度であり、日常の生活のなかでは痛みはほとんど感じないでしょう。

    また、違和感も持ちにくく、自然に受け入れられやすい治療方法だといえます。

     

    7.治療中~治療後のイメージも持ちやすい

    マウスピース矯正の場合、「どのように治療が進んでいるか」「完成後のイメージはどのようなものか」をイメージしやすく、矯正のモチベーションを維持しやすいというメリットがあります。

    また、きちんとルールを守ってマウスピースを着けていた場合は、このイメージとほぼ変わらない日数で矯正が終わるとされています。

     

    このように、マウスピース矯正には数多くのメリットがあるのです。

    ただ、マウスピース矯正も万能ではありません。

    マウスピースは「自分で取り外すことのできる矯正道具」ではありますが、きちんと矯正を進めて行きたいと考えた場合は1日に20時間程度の装着が求められます。そのため、「食事のときや写真撮影の時だけは外せるけれども、ずっと外しっぱなしにしていてはいけないものである」と考えておかなければなりません。

    また、マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて、対応可能範囲が狭いというデメリットもあります。

    ワイヤー矯正の場合は、「歯を1本抜いたので、その隙間を埋めるための矯正」「デコボコになっている歯を治す」などのような難しい症例であっても対応できます。しかしマウスピース矯正の場合は、このような重度の歯のトラブルには対応しきれないのです。

    マウスピース矯正はどちらかといえば「美しい歯になるために矯正を行いたい人」「矯正はしたいが、歯の状態はそれほど悪くない人」を対象としたものだと考えた方が良いでしょう。

    ちなみにここまでは「マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い」について焦点を当ててきましたが、この2つは相反するものではありません。矯正のなかには、マウスピースとワイヤーの両方を併用して行っていくものもあります。

    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、歯の矯正をしたいと考えている人のお悩みもお引き受けしています。「歯の矯正をすると決めた」「歯の矯正をしたいが、少し不安もある」「どんな矯正方法が自分に合っているかを知りたい」などのような人は、ぜひハートデンタルクリニック溝の口駅前医院にご相談ください。


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    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科
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    2022.08.24

  • column

    歯のクリーニングとは? ホワイトニングとは何が違うのか?

    こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。

    歯のクリーニングと歯のホワイトニングは、「歯を美しくするためのもの」という一点では共通しています。
    しかしこの2つの間には、非常に大きな違いがあります。

    ここでは、歯のクリーニングと歯のホワイトニングの違いを、5つの観点からお伝えします。

     

    歯のクリーニングと歯のホワイトニング、6つの違い

    歯のクリーニングと歯のホワイトニング(以下では、特記すべき事情がない限りは、クリーニング=歯のクリーニング、ホワイトニング=歯のホワイトニングを指す)は、似ているようで違うものです。

    それを5つの点からお伝えします。

    1. 資格を保有していなければできないものか、そうではないか
    2. 目的の違い
    3. 施術内容の違い
    4. 保険が適用されるか、それとも適用されないか
    5. 歯をどこまで白くできるか

    1つずつ解説していきます。

     

    1.資格を保有していなければできないものか、そうではないか

    クリーニングとホワイトニングでは、「行える場所」が違ってきます。
    クリーニングの場合は歯科医院でしか受けることができませんが、ホワイトニングはエステサロンなどでも受けることができます。
    これは、「その施設にいる人間が、どのような資格を持っているか」によって変わってきます。

    詳しくは後述しますが、クリーニングの場合は歯垢(プラーク)などを取り除いていくことになります。そのため、口腔内に触れることが必要となります。このようなことができるのは、有資格者だけです。

    しかしホワイトニングの場合、「セルフホワイトニング」というかたちであれば、患者様の口の中に手を入れずとも行うことが可能です。また歯のホワイトニングのときには特殊な光を照射するために機材を使用しますが、医療機関で取り扱っている機材よりもずっと弱い機材を使えば法に触れることはありません。

    そのため、クリーニングは歯科医院でしかできないものであるのに対し、ホワイトニングは内容を選べば歯科医院以外でもできるのです。

    ただ、歯科医院であれば当然クリーニングもホワイトニングもできます。そのため、特段の事情がなければ、歯科医院に行くことをおすすめします。

     

    2.目的の違い

    クリーニングとホワイトニングのもっとも大きな違いは、その「目的」にあります。

    クリーニングの場合は、歯やその周りをきれいにし、口腔内を衛生的に保つことを主目的とします。この過程で歯が白くなることもありますが、歯の美観を整えることを第一の目的としているわけではありません。あくまで、歯垢(プラーク)や歯石の除去、磨き落としなどを除去して、口腔内をトラブルが起きにくい状態にすることが目的なのです。

    また、歯のクリーニングの際に虫歯などが発見されることもあります。

    しかしホワイトニングの場合は、歯を白く美しくすることを第一の目的にします。「白い歯」「美しい歯」を作ることを目指すものであり、歯の美観を整えるために行うものです。

     

    3.施術内容の違い

    目的が異なるため、クリーニングとホワイトニングでは施術内容も必然的に異なってきます。

    クリーニングの場合は、まずは「どこが汚れているのか」「どこに磨き落としがあるのか」をチェックしていきます。その後に、歯垢(プラーク)や歯石を除去したり、歯を磨き上げたりします。最後にフッ素を配合したものを塗布したり、トリートメントを使ったりして完成です。なお、最後のこの工程を挟むことで、歯は強化されます。

    対して、歯のホワイトニングには3つの種類があります。「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3つです(上で挙げた「自分で行うホワイトニング」である「セルフホワイトニング」を入れて4つとする場合もあります)。

    オフィスホワイトニングの場合は、専用の薬剤を歯に使い、その上から薬剤を浸透させやすくするライトを当てる手法をとります。ちなみにホームホワイトニングは、薬剤を塗ったマウスピースを歯に着けて時間をかけて歯を白くしていくものであり、デュアルホワイトニングはこの2つを併用する方法をいいます。

    使う薬剤も違えば、使う機材も異なります。

    このため、同じ歯科医院で受ける場合であっても、クリーニングとホワイトニングではその施術内容が大きく違ってきます。

     

    4.保険が適用されるか、それとも適用されないか

    何度かお話してきていますが、クリーニングとホワイトニングは基本的な性質がまったく異なります。

    クリーニングはあくまで「口腔内の環境を衛生的に健康的に保つためのもの」であるのに対し、ホワイトニングは「歯を美しくし、歯の美観を良くするためのもの」です。

    日本では、医療行為を受ける際には「保険」が使えます。保険を使って医療行為を受けた場合、自己負担金は最大で3割までに抑えられます(収入や年齢によって自己負担額は異なります。また、ここでは触れませんが、高額医療制度などもあります)。

    このため、「保険診療か、それとも保険診療外か」で、支払う金額は大きく異なります。

    内容にもよりますが、クリーニングの場合は保険診療内で施術を受けられる可能性があります。これは、クリーニングが「人間の口内環境を健康に保ち、日々の生活を送るために必要な医療行為である」と判断されることがあるからです。

    対してホワイトニングの場合は、保険は利きません。歯を漂白しなくても、人は健康的な生活を送れるからです。このため、ホワイトニングの場合は支払う金額が大きくなります。

    なお、「クリーニングを希望しているが、保険診療内の治療となるか、それとも保険診療外になるかが判断できない」という方は、一度ハートデンタルクリーニングニック溝の口駅前医院にお問い合わせください。

     

    5.歯をどこまで白くできるか

    クリーニングとホワイトニングの違いとして、最後に、「歯をどこまで白くできるかが異なる」という点についても解説していきましょう。

    クリーニングの場合は、あくまでもその目的は歯垢(プラーク)や歯石の除去であり、口腔内をトラブルの少ない状態にすることにあります。「歯垢(プラーク)や歯石、研き残しを除去したことで、結果的に歯が白くなること」はあっても、歯を白くすること自体は目的となりません。そのため、歯が白くなったように見えても、それは「汚れが取れて、その人の歯の本来の色に戻った」だけの話です。本来の歯よりも白くすることはできません。

    しかしホワイトニングの場合は、薬剤を使って歯を白くしていく手法であるため、その人のもともとの歯の色よりも白くすることができます。「どこまで白くしたいか」を自分で選ぶこともできるため、自分好みの歯の色を作ることができるのです。

     

     

    このように、クリーニングとホワイトニングでは、多くの違いがあります。クリーニングはホワイトニングの代わりにはなりませんし、またホワイトニングもクリーニングの代わりにはなりません。目的に応じて、クリーニングにするかホワイトニングにするかを選び分けていくことが必要です。

    ただし、この2つは「どちらか片方しか選べないもの」ではありません。クリーニングをしたうえで、さらに歯を白くするためにホワイトニングを行う……などのように、併用していくことも可能です。

    ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、歯のクリーニングやホワイトニングも行っています。不明点があれば丁寧にお答えしますので、疑問があればなんでもお問い合わせください。


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    2022.08.24

  • news

    【重要】臨時休診のお知らせ

    8月10日(水曜日)から8月14日(日曜日)は、臨時休診とさせていただきます。

    ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

    2022.08.01