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歯医者さんを選ぼう!~自分にぴったりあった歯医者さんはどんなところ?

こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。
私たちにとってもっとも身近な医療機関のひとつとして、「歯医者さん」が挙げられます。ただ現在は非常に多くの歯医者さんがあるため、どこを選べばいいか迷う……という人も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、「歯医者さん選びの基本」を紹介していきます。
- 自分が受けたい診療内容によって選ぶ
- 自分の理想の診療をしてくれるところを選ぶ
- 通いやすさで選ぶ
この3つの観点を紹介するので、これを基に、「自分にとっての理想の歯医者さん」を見つけていきましょう。
「何を目的として歯医者さんに通うか」によって、選ぶべき歯医者さんは変わってくる

「歯医者さん」というと、「痛くなった歯を治すために行く場所」と思っている人が多いのではないでしょうか。しかし歯医者さんに通う目的は、これだけではありません。
たとえば、「より美しい歯(口元)を作りたい」と考えて歯医者さんに通う人もいますし、「虫歯になってから歯医者さんに通うのはつらいので、虫歯になる前に歯医者さんに行きたい」と考える人もいます。
前者の場合は、ホワイトニングなどを積極的に行っている審美診療が得意な歯医者さんを選ぶべきでしょう。また、現在はほとんどすべての歯医者さんが予防歯科を大切にしていますが、そのなかでもより予防歯科診療を大きく取り上げている歯医者さんに通うようにすれば、後者の人の望みは叶えられやすくなります。
このように、「自分の目的は何なのか」によって、選ぶべき歯医者さんは変わってくるのです。
もちろん、歯医者さんの多くは「審美性と治療面、両方を考えた診察を行う」「予防歯科を中心としているが、虫歯ができてしまった場合は当然対応する」などのように柔軟な姿勢をとっています。ただそれでも、やはり「得意とする施術」「メインとなる施術」は歯医者さんによって異なります。目的とする施術を得意としている歯医者さんならば、それ以外の歯医者さんに比べて、もっと広い選択肢を提示してくれるかもしれません。治療・施術の選択肢を広げるうえでも、まず初めに、「自分は何の目的で歯医者さんに通うか」を見定めておくことをお勧めします。
どんなかたちで治療をしていきたいか? 治療方法で選ぶ歯医者さん

上記と関連して考えたいのが、「その歯医者さんはどのような治療を得意としているか」です。
「歯医者さん」と一口に言っても、その治療方針は大きく違います。
たとえば、「痛みを最小限に抑えること」を目的としている歯医者さんの場合は、麻酔などをしっかり利用してくれることが期待できます。
また、「最先端の治療を受けたい」ということであれば、大学病院などの大手の医療機関が選択肢に上がってくるでしょう。
「とにかく技術のある人に治療してもらいたい」「高い専門性を持っている歯医者さんに診てもらいたい」と考えるのであれば、その歯医者さんの担当医師のページを見る必要があります。専門医や指導医などのような資格を持っている医師であるならば、その分野に精通しているため、より専門的な治療が期待できることでしょう。
このように「目的によって歯医者さんを選ぶ」という方法をとった場合は、「設備」についても見ておかなければなりません。「歯医者さん」といっても、それぞれの施設が持っている設備は大きく異なります。たとえば「歯科用CTレントゲン」などが、そのような設備のうちのひとつです。
歯科用CTレントゲンを含め、すべての歯医者さんがあらゆる検査機器を持っているわけではありません。歯医者さんによっては、「うちの設備ではそこまでは検査しきれないので、大学病院や大きな病院に行ってください。紹介状は書きます」としているところもあります。もちろんこの紹介状も非常にありがたいものではありますが、「1か所ですべての治療を終わらせたい」と考えている人にとっては、少し面倒に感じられることでしょう。このような手間を減らすためには、初めの歯医者さん選びの段階である程度そのクリニックが「どのレベルまでの対応できるか」を確認しておく必要があるでしょう。
歯医者さんは通い続けることが前提! 通いやすさで選ぼう

基本的に歯医者さんは、「通い続けること」が前提となるものです。予防目的で通う場合も治療目的で通う場合も、審美目的で通う場合も、どの場合であっても、一部の例外を除き、「1回行って終わり」ではありません。そのため、「通いやすさ」も歯医者さんを選ぶ際の重要な指針となります。
「通いやすさ」で歯医者さんを選ぶ場合は、下記の3つに注目するとよいでしょう。
- お子さんがいる場合は、お子さん同伴で行けるかどうか(あるいは小児歯科が得意かどうか)
- アクセスがしやすい場所かどうか
- 自分の通える時間に開いている歯医者さんかどうか
それぞれ見ていきましょう。
お子さんがいる場合は、お子さん同伴で行けるかどうか(あるいは小児歯科が得意かどうか)
「子どもがいて、預け先がない。歯医者さんに行こうとしても、預けられるところがないから行けない……」このような悩みを抱えたことのある人もいるかもしれません。
しかし現在は、託児所やキッズスペースが併設されている歯医者さんも多くあります。お子さんがいて、かつ預け先がない人の場合は、このような子ども用設備があるところを選ぶとよいでしょう。
また、お子さんがらみで歯の治療を行いたい場合は、小児歯科を掲げている歯医者さんに行くことをお勧めします。子どもの歯と大人の歯は違うため、子どもの歯に精通した歯医者さんの技術が求められるからです。
アクセスがしやすい場所かどうか
「アクセスのしやすさ」も重要です。何度も繰り返しますが、歯医者さんは「通い続けること」が前提の医療機関です。そのため、アクセスがしにくいと足を運ぶのがおっくうになります。
ベストは、「歩いて行ける距離」あるいは「会社や学校からの帰り道にある」ことです。また、駅からのアクセスが良いところならばなお通いやすいでしょう。
どうしても駅から離れているところになりそう、ということであれば、駐車場が完備されているかどうかをみましょう。
自分の通える時間に開いている歯医者さんかどうか
「平日は残業で遅いし、土日は歯医者さんが閉まっている」ということで、なかなか歯医者さんに通えずに虫歯を悪化させてしまう人は、決して少なくはありません。
そのため、「自分の通える時間に開いている歯医者さんかどうか」も重要な判断基準となります。
現在は「土曜日の午前中はやっている」というところや、「21時まで開いている」という歯医者さんもあります。このような「自分に都合の良い時間」に営業している歯医者さんを選べれば、口内環境もずっと良くなることでしょう。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、日本口腔インプラント学会などの専門医が在籍している歯医者さんです。審美歯科やインプラント治療、マウスピース矯正治療も担当していますし、CTも完備しています。ちなみに、全室個室、オペ室を持っている歯医者さんでもあります。
アクセスは非常にしやすく、溝の口駅から徒歩3分の好立地にあります。
なお、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科の営業時間は、月曜日~木曜日が10:00~13:00、14:30~19:30です。金曜日と日曜日はお休みですが、土曜日は9:00~17:30までなら開いています。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、患者様が通いやすいような医院を目指しております。
まずはお気軽にハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科までご相談下さい。
完全個室でプライバシーを重視した治療ができるデンタルクリニック
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科
〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口1丁目5-5スターブル溝ノ口 1F
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溝の口の歯医者 歯科|専門分野のエキスパート在籍|歯科用CT、インプラント専用オペ室、クラスB規格の高圧蒸気滅菌器完備|世界基準の滅菌レベル|独自の麻酔テクニック
2023.04.21
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歯のクリーニング、保険診療と自費診療の違いとは?

こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。
「歯のホワイトニングは保険診療とはならないけれど、歯のクリーニングは保険診療となる」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
これは事実であり、歯のクリーニングは保険診療内で受けることができます。ただし、「歯のクリーニングのすべてが保険診療で受けられる」と考えるのは間違いです。
ここでは、「歯のクリーニングで、保険診療になる場合と保険診療にならない場合」について解説していきます。
歯のクリーニングが保険診療になるのは、治療目的の場合
「歯のクリーニングのうちのどこまでが保険診療内で、どこからが保険診療外か」は、実際に口の中を見てみなければ断定はできません。また「どこまでを保険診療として認めるか」については、制度の変更が行われることもあるため、「これ以降もずっとここまでは保険診療内である」と言い切ることはできません。
ただ、現時点では、歯のクリーニングが保険診療か保険診療外(自費診療)になるかは、おおむね「治療を目的とするか、そうではないか」で分けられると考えるのが妥当です。

ここではまず先に、保険診療内で行える歯のクリーニングについて解説していきます。
保険診療に収まる歯のクリーニングは、「すでに口腔内でなんらかの異変が起きていて、その異変を治めるために行うもの」です。
もっともわかりやすいのが、「歯周病の治療」です。
歯周病は、歯にできた歯垢(プラーク)や、それが悪化してできた歯石によって生じます。また、歯垢(プラーク)や歯石がある状態で放っておくと、進行してしまうものでもあります。歯周病は重症化すると、歯がぐらついたり、自然に歯が抜け落ちたりするものであるため、悪化を防ぐための処置が必要です。そしてその処置こそが、「歯のクリーニング」なのです。
歯石は普段の歯磨きでは落としきることができません。また、まじめにきちんと歯を磨いているひとであっても、歯並びの関係などでブラシが当てにくく、そこに歯垢(プラーク)が溜まってしまうこともあります。歯のクリーニングではそのような、家ではとることのできない歯石や、落としきれなかった歯垢(プラーク)を落としていくことができます。
歯周病が進んで歯茎に炎症が起きていたり、歯茎が赤くなったりしてしまった場合は、治療の一環として歯のクリーニングを行います。歯周病が疑われる場合は、状態を確かめるために歯のレントゲン撮影などを必要とします。そしてそこで「治療のために必要」と認められれば、保険診療内で歯のクリーニングを行うことができます。
保険診療内で行う歯のクリーニングは、あくまで「歯垢(プラーク)や歯石を取り除き、表面を削り、歯周病の悪化を防ぐ(あるいは改善)するために行うもの」です。状態を見極めるための検査は必須ですし、(結果的にきれいになることはあったとしても)歯を白くすることは目的とはなりません。
なお、歯のクリーニングに限ったことではありませんが、保険診療内で歯のクリーニングを行う場合の費用は一定です。日本全国どこの病院に行っても、保険診療内での治療の場合は支払う料金は変化しません。ただし、年齢や収入によって負担金が異なることはあります。一部の特例を除き、自己負担額は1割~3割までと決められています。たとえば、10000円分の施術であっても、自己負担額は1000円~3300円程度までに収まるということです。
保険診療内での歯のクリーニングは、費用が非常に安く、お財布に優しいのが特徴です。
ただし後述するように、保険診療内での歯のクリーニングの場合は、保険診療外での歯のクリーニングよりも自由度が低く、患者様側からの希望を採用できないこともあります。
自由診療の場合の歯のクリーニングは、自由度の高さが魅力

上記では、「治療目的ならば、歯のクリーニングを保険診療内で行える」としました。
それでは逆に、保険診療外となる歯のクリーニングとはどのようなものなのでしょうか。
解釈は多少分かれますが、原則として、「病気の治療を目的とはしない歯のクリーニング」に関しては保険の適用は難しいと考えてください。
2022年の法改正によって、「まだ比較的浅い段階の歯周病であっても、保険診療で診察が可能」とはされました。そのため、以前よりはこの区分は緩やかにはなりましたが、それでも、「歯周病になるのが怖いから、毎週行って歯をきれいに保っておく」などのようなケースでは保険は適用されません。あくまで保険の適用範囲は、「(虫歯や歯周病に限らず)健康的な生活を送り、病気などのトラブルを治すために行う施術」までだと考えてください。
保険が適用されない自費診療の場合は、当然かかった費用のすべてを自分で支払わなければなりません。また、保険診療とは異なり、自費診療の場合はそれぞれの歯科医院が自由に値段を決めることができます。そのため、「Aという歯科医院では10000円だと言われたが、Bという歯科医院では20000円と言われた」などのようなケースも当然発生することとなります。費用面でも、またほかの点でも、不明点があれば必ず質問してください。もちろん、ハートデンタルクリニック溝の口駅前医院でも相談を受け付けています。
「保険診療よりもお金がかかること」がデメリットの自費診療による歯のクリーニングですが、これには実はメリットもあります。
第一に、検査が必須ではないという点です。あくまで「治療」を目的とする保険診療内での歯のクリーニングの場合は検査が必須となりますが、自費診療の場合は検査なしでも受けられます。また、保険診療内での歯のクリーニングの場合は何回かに分けて通院する必要がありますが、自費診療の場合は1回の通院ですべての歯をお手入れできるという特徴があります。
このため、保険診療内での歯のクリーニングよりも、自費診療での歯のクリーニングの方がスピーディーに行えるのです。
また、保険診療内での歯のクリーニングの場合、できる処置は限られます。使える器材も限られており、その範囲内で施術していくことになります。しかし自費診療での歯のクリーニングの場合は、自由に機械を使えます。また、患者様の意見や希望も反映しやすいといえます。
ちなみに、100パーセント自費診療とはる「歯のホワイトニング」は、歯の汚れを完全に取り除いてから行う方がよいとされています。「歯のトラブルはまったくなく、歯のトラブルは抱えていない。しかし美しい歯を手に入れたい」と考えるのであれば、歯のクリーニングを行ったうえで歯のホワイトニングに踏み切る方がよいでしょう。
「保険診療内で対応してもらいたいけれど、できるだろうか」「たとえ保険診療外となったとしても、時間をかけずに歯のクリーニングを完成させたい」と悩んだ場合は、まずはハートデンタルクリニック溝の口駅前医院にご相談ください。それぞれの口腔内を確認したのち、保険診療内で対応が可能なのか、それとも保険対象外での処置となるのかを判断致します。
口腔内の状態によって、保険診療内であると判断されたり、保険を適用できないと判断されたりする歯のクリーニングは、非常に複雑なものといえるでしょう。しかし、歯の健康を守り、歯周病の悪化を防ぎ、「いつまでも自分で食べられる歯」を維持するための方法として、歯のクリーニングは長く行われてきたものでもあります。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科でも、歯のクリーニングを行っています。
ぜひハートデンタルクリニック溝の口駅前医院にお越しください。
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2023.04.17
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歯周病とは?症状やその原因について

こんにちは。ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科 院長です。
今日のテーマは歯周病についてお話したいと思います。
歯周病についてみなさんはどんなことをご存じでしょうか?
よく話題になっている言葉では、歯槽膿漏、というのがありますが、この歯槽膿漏も歯周病のひとつです。歯周病は、大きく分けて歯肉炎と歯周炎という分類になっています。
この歯肉炎と歯周炎にはどのような違いがあるのか、そのあたりを知っていただくことはみなさんの日頃の口腔ケアをよりよくするためにも非常に効果的ではないかと考えています。歯肉炎、歯周炎についての理解を深めて毎日のお口のお手入れへの意識を今まで以上に高めていただければ歯科医師として非常にうれしく思います。
歯肉炎とはどんな状態をさすのか
歯肉炎について考えてみましょう。
歯ぐきの構造をちょっと想像していただきたいのですが、歯ぐきは、歯の周りにあり、その組織の下に骨があります。こうして考えてみると思った以上にお口の中というのは体に食べ物を取り込むための入り口としても、かなりよくできた構造だと思えてきませんか?

さて、その歯ぐきと歯の間というのは、汚れがたまりやすい場所でも知られています。みなさんも治療や検診の際に、ここには汚れがたまりやすいので、ふだんからしっかりとお手入れをしていただくよう歯科ではお願いしていることがあると思います。ここに汚れがたまってしまうと、歯ぐきに炎症が起こります。そう、食べ物などによる汚れが歯ぐきの炎症を引き起こした結果、歯ぐきが腫れてしまうのです。歯磨きをしたときに血が出るときは、その状態がまさに歯肉炎であるといえます。歯肉炎を予防するのも改善するのも歯磨きです
歯ぐきに炎症が起きて歯肉炎になったときは、正確でていねいな歯磨きによって、その症状は大いに改善できます。適切な歯磨きをしっかりと続けていくことで歯肉炎の症状を改善できる可能性があるのです。とはいえ、どんなに歯磨きが上手な方であっても、ていねいにきちんと歯磨きする、というのはとても難しいことでもあります。
まいにち食後にきちんと歯磨きをしているのに、なぜ歯科では磨き残しを指摘されたり、虫歯になっていたりするのか、と思ったことはないでしょうか。
これはまじめに歯磨きをしているみなさんが悪いわけではありません。歯科の専門家である歯科医師の私自身でも歯磨きはとても難しいことだとと感じています。
そこで、正確に歯を磨くには、どんな歯ブラシを選ぶとよいのか、歯と歯ぐきにどう歯ブラシを充てるとよいのか、どれくらい力を入れたらいいのか、など小さな事のようですが考えて行う必要があると考えています。それほど、こまやかな取り組みでなければ大切な歯を守りお口のケアをする歯磨きは難しいことなのだと言えます。
そして、歯を磨くことと、歯が磨けているかどうか、というのではまったく違います。
日頃からきちんと継続していくこと、正しい歯磨きを続けられているかどうか、これができるかどうかでお口の中の健康状態には驚くほどの差があります。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科では歯磨き指導への取り組みだけにとどまらず、患者さんおひとりおひとりに合わせて歯ブラシの種類を考え、歯の磨き方や、どんな歯磨き粉がよいか、歯磨きと併せて使用する補助的な清掃器具(フロス、歯間ブラシ、タフトブラシ)などもご紹介させていただいております。個人差が大きい繊細なお口の中のことを、みなさんにもっと大切に考えていただき、健康な歯、健康なお口の中を維持していただきたいと思っているのです。
患者さんに合った歯磨きを、効率よく行い、短時間でお手入れができれば、患者さんにとっても日頃のお手入れにストレスを感じることなく、毎日の口腔ケアを続けることになり、生活をより快適に改善するお手伝いになればと思っています。さて、ここまで歯肉炎について、歯ぐきの炎症についてお話しました。
歯肉炎は患者さんご自身によるセルフケアがとても重要です。歯科で受ける一回の指導で歯磨きが完璧にできるようになるのはとても難しいのです。定期的な歯科検診を受けていただき、歯科でのメンテナンスも継続していただくことが大切であることをご理解いただければと思います。
歯周炎とはどんな状態なのか
では、次に歯周炎についてのお話です。
ここまでのお話で、みなさんにも歯肉炎は病気であると感じられたのではありませんか。
その認識は、決して間違いではありません。歯周病のはじまりが歯ぐきの炎症であることもまちがいないことです。
しかし、歯周炎についてはもっと重大な状態です。
なぜか。
それは歯周炎が骨で起こるからです。
少し恐ろしいと思われるかもしれませんが、歯周炎が進むと、歯を支えている骨が溶け始めます。
多くの患者さんにこうした問いかけをしてきましたが、歯周炎についての認識は、歯ぐきの問題であるという認識がほとんどでした。しかし実際には歯周炎とは、歯を支える骨が溶ける病気なのです。
だからこそ恐ろしく、問題がまったく違ってくるのです。
たしかに骨は自分では見えないため、なかなか認識するのは難しいことではあります。
そのことが歯周炎についての認識をこのような歯ぐきの炎症という認識にさせてしまっているのだろうと思います。
歯科でレントゲン撮影すると、骨の状態やそれ以外にもさまざまな情報が得られます。レントゲン撮影では歯と骨がしっかりと見えるため、そこでどのような状態かが具体的に想像できるようになるでしょう。
もう少しわかりやすい説明をするとしたら、土の中に木が埋まっているような感じというのが最も近い表現かもしれません。歯ぐきは例えるなら骨の上にあるテーブルクロスのようなものだと考えてください。
そのような状態であるため、歯周炎で土が溶けてしまうと、木がむき出しになり、土がなくなってしまえば、少しずつ木は傾いてしまいます。ですから歯周炎で骨(土)が溶けると、歯(木)は揺れてぐらぐらしはじめるのです。
ときには激しい痛みを伴うこともある虫歯とは違って、歯周炎の場合は、そうした痛みがないため、長い時間、何年も歯科検診を受けていない、という方にとってはあまりにもリスクが高い病気であるのが、歯周炎です。
そして、もっと恐ろしいのは、人間の骨というのは一度溶けはじめると、そこから自然に再生できる可能性が非常に低いということです。全身にリスクをもたらす歯周病
歯肉炎は、その進み具合によって歯周炎に移行していきます。そうなると歯を支える骨が溶けはじめるので最終的には歯を失う可能性が高まっていくのです。
歯周病は歯を失ってしまう原因の第1位なのです。この事実からも日頃から歯磨きすることがどんなにたいせつなことであるか、ご理解いただけると思います。
近年では、歯周病になると、糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病をはじめさまざまな病気になるリスクも高くなることがわかっています。
このほかにも、噛み合わせの状態や、遺伝的な要因から歯周病をさらに悪化させてしまうことも分かっています。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科では、歯周病の治療をはじめ、患者さんの全身の状態や噛み合わせの状態など、お口の中の状態をふまえた治療方針を患者さんといっしょに考えて取り組んでいきます。お口の中のことでの不安や疑問など、お気軽にご相談ください。
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2023.03.12
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意外と奥深い「詰め物」の話~その歴史と種類について

こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。
歯科学の歴史が非常に古いことは、もうよく知られています。昔から人々は歯痛を抑えようと努力してきましたし、欠けてしまったあるいは抜けてしまった歯をなんとかしてフォローしようとしてきました。そんななかで生まれたのが、「詰め物」の考え方です。
ここではなかなか奥深いこの「詰め物」を取り上げ、その意味や歴史、そして種類について解説していきます。
詰め物の歴史は非常に古い! ピラミッドからは「歯の詰め物」が出土しています

現在のように確立されたものでこそありませんが、人間は昔から「歯科学」をもって自分たちの口腔内の悩みに向き合ってきました。何千年も前の旧石器時代にはすでに、歯を人為的に抜いたり削ったりする風習が見られたといわれています。そして紀元前5000年ごろにはすでに、「歯の痛みの原因は、歯の虫にある」とわかっていました。
非常に興味深いのが、「歯の詰め物」に関する歴史です。歯科医院での治療のひとつである「歯に詰め物を入れる」というやり方は、実は古代エジプトの時代にはすでにみられていました。だれもが知る歴史的建造物であるピラミッドから発掘されたミイラには、黄金の歯の詰め物が見られたとされています。
もっとも、このような「金属を詰める」というやり方は、非常に原始的なものです。今ほど歯科学が発達していない時代においては、「金属で作った歯の詰め物を歯に入れて、セメントで固める」というやり方しかとることができませんでした。
しかし1950年ごろから、「コンポジットレジン樹脂」と呼ばれる、より人間の歯の色に近い素材を使うことができるようになりました。なおこの素材が使われるようになった契機は、ペンキ職人にあるのだそうです。彼らがペンキを塗るときに、リン酸で表面を処理していたのをみて、「これを歯の治療にも応用ができないか」と考えられるようになり、現在のような「自然な」色の詰め物が開発されるようになったとされています。
「欠けたり、抜けたりした部分があるのであれば、その部分を補う処理をしてやればいい」というのは、非常に原始的な考え方ではあります。ただこの考え方があったからこそ、こんにちの、より美しく、より丈夫な「歯の詰め物」ができたのだと考えられます。そして現在もまた、歯の詰め物の技術は日々に進化していっています。
現在の「歯の詰め物」の種類とは~その種類と特徴

日進月歩の歯科の歴史のなかでは、数多くの歯の詰め物が生み出されてきました。
ここからは、その歯の詰め物の種類について解説していきます。
歯の詰め物は、主に以下の5つに分けられます。
- 銀歯
- コンポジットレジン
- ゴールド
- 陶材
- ジルコニア
これ以外にも数多くの種類がありますが、ここでは代表的なこの5つを取り上げます。
銀歯
おそらく、もっとも知名度の高い「歯の詰め物」は、この「銀歯」でしょう。虫歯に悩まれた人の口の中には、おそらく1本はこれがあるのではないでしょうか。
銀歯はその色から「銀歯」といわれていますが、使われているのは「パラジウム合金」と呼ばれるものです。保険適用内で使うことができるため、非常に安価です。また、金属ゆえの硬さも持つため、奥歯などの代表される「力のかかりやすい場所」にも利用できます。
ごく一般的な治療方法であるため、どの歯科医院にいってもこの選択肢がみられると考えてよいでしょう。
このように非常に便利でなじみ深い銀歯という選択肢ですが、これは一目見て「治療した跡」が分かります。そのため、「歯の治療跡を目立たせたくない」「できるだけ自然な歯のように見せたい」と考えている人には、不向きです。また金属の腐食で2次う蝕になり、詰め物の下に虫歯が広がることがあり、長く使い続けることで歯茎が変色することもあります。なお、「金属アレルギーを持っている」という人の場合は、必ず施術前に申し出るようにしてください。
コンポジットレジン
上で、「1950年代ごろからコンポジットレジンが選択肢に入ってきた」としました。これによって、かつては「目立たざるを得なかった」歯の治療跡を目立ちにくくすることが可能になりました。
コンポジットレジンの素材は、プラスチックです。歯に似た白い色のプラスチックを使うため、治療跡が目立ちにくいですがコンポジットレジンは金属ほどの強さは持ち合わせません。強い力がかかると欠ける可能性がありますし、またプラスチックであるため変色・劣化しやすいというデメリットもあります。
ゴールド
「ピラミッドにあったミイラには、黄金の歯の詰め物があった」ということは、すでに上で述べた通りです。この方法は、「金合金を歯の詰め物に使う」というやり方で今も息づいています。
「人体に対して、もっとも健康被害を起こしにくいといわれている金属」を使っているため安全性が高く、アレルギーを引き起こす確率も低いとされています。また適合力が非常に高いです。このようなことから、機能性と安全性を重視する人には非常におすすめの選択肢だといえるでしょう。
ただ、金属であるため非常に目立ちます。奥歯ならばまだしも、前歯にこのゴールドの歯の詰め物を入れることは、かなり勇気がいる選択だといえるでしょう。また、銀歯は保険適用内ですが、ゴールドの場合は保険が適用されません。そのため、費用は高くつきます。
陶材
「セラミック」というとわかりやすいかもしれません。
「人間の歯にもっとも近しい色を作れる歯の詰め物」とされていて、健康な歯とほとんど見分けがつきません。また、コンポジットレジンにあった「変色や劣化」のリスクも抑えることができるため、2次う蝕や金属アレルギーの心配がありません。歯の治療だけでなく、「審美歯科技術」に興味がある人にはこの陶材の歯の詰め物が非常におすすめです。
ジルコニア
「人工ダイヤ」ともいわれるジルコニアも、歯の詰め物として利用されています。
金属を使わない歯の詰め物であるため、金属アレルギーの人でも安心して使えます。また、人工「ダイヤ」とあることからもわかるように非常に硬く、丈夫です。
汚れも付きにくく、2次う蝕の心配もありません。
「たかが歯の詰め物」と思う人もいるかもしれません。しかし歯の詰め物には長い歴史があり、そしてさまざまな種類があります。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科では、「どのような歯の詰め物が自分にとってベストか」などの悩みにも、丁寧に寄り添っています。お気軽にご相談ください。
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2023.03.03
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歯を削る・削らない……これは歯医者さんによって異なるの?

こんにちはハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科です。
歯医者さんに足を運ぶ人の多くは、「できれば歯を削らずに治したい」と考えていることでしょう。「歯を削らずに治せる歯医者さんのところを選びたい」と思う人もいるかもしれません。
しかし、「歯を削るか、それとも削らないか」は、歯医者さん自身のスタンスや技量というよりも、「そのときの患者様の口腔内の状態」によるところが大きいといえます。
ここでは、
- そもそも、なぜ歯は削るのか~昔と今の治療方針の違い
- 歯を削らなければならないケースとはどんなものか
- 歯を削らないで済むためにできること
の3つを取り上げて、「歯を削るのか、削らないのか」について解説していきます。
そもそもなぜ歯を削る必要があるのか?~昔と今の治療方針の違いについて

そもそも、なぜ歯を削る必要があるのかを考えていきましょう。
かつて虫歯は、「放置していても治ることはない」「虫歯は自然治癒しない」と考えられていました。また虫歯は放置しておくと神経にまで達します。その過程で強烈な痛みを伴いますし、炎症やほかの病気を引き起こすこともあります。歯科衛生学が発達した現在の日本では考えられないことではありますが、かつては虫歯から敗血症にいたり、死亡してしまう人までいました。なお、虫歯菌が首よりも下の場所にまでまわってしまった場合、5人に1人は命を落とすといわれています。
加えて、現在では当たり前になった「1日に2回以上歯を磨く」「毎日歯を磨く」という習慣も、昔の日本にはありませんでした。たとえば昭和44年の段階では、「毎日は磨かない」と答えた層が20パーセント以上存在しましたし、毎日磨く人のなかでも「1日に2回以上磨く」と答えた人は、わずか17パーセント程度しかいませんでした。
このような状況は、意外なほどに長く続きます。たとえば昭和56年の段階でも、「毎日は磨かない」と答えた層が1割近くいますし、「1日2回以上歯を磨く」と答えた層も半分以下にとどまっています。昭和62年の段階で、やっと「毎日磨く」と答えた人が93パーセント以上となり、「2回以上磨く」と答えた人が過半数を超えることになります。
このような状況においては、「虫歯になった歯を治療せずにそのまま放置しておくこと」は、文字通り命取りになりかねませんでした。そのため歯医者さんは、虫歯の進行を止めるために、歯を削って物理的に虫歯菌の侵攻を食い止めていたのです。今から40年ほど前に歯の治療を受けた人の多くが、「歯は削って治すものだ」という感覚を持っているのはこのためです。
しかし現在は、このような考え方も大きく様変わりしています。
平成28年の段階では、「毎日歯を磨く」と答えた人は95パーセントを超えており、1日に2回以上歯を磨く人の割合も77パーセントとなっています。1969年にはわずか1.8パーセントしかいなかった「1日に3回以上歯を磨く人の割合」も、2016年には27.3パーセントと3人~4人に1人程度にまで増えています。
また、昔とは異なり、現在では「本人の気づかない虫歯であるならば、フッ素を使ってしっかりブラッシングすることで治せること」が広く知られるようになりました。そのため、昔に比べて「歯を削らないで行う治療」もできるようになってきたのです。
それでも歯を削らなければいけない……それはどんな状態のとき?

このように、2022年の現在では「歯を削って治す」という方法をとらずに済むことも多くなっています。
ただそれでも、歯を削って治さなければならなくなる可能性もゼロではありません。
たとえば、虫歯の進行が非常に進んでいる状態の場合は歯を削る必要が出てきます。
人間の歯は、歯髄の上に象牙質があり、さらにその上にエナメル質が存在しています。エナメル質は非常に硬いものですが、虫歯の進行が進み、象牙質にまで至ってしまった場合は、「歯を削る」という方法でなければ虫歯菌の侵攻を止めることができなくなります。
このまま放置しておくと虫歯がどんどん進行してしまいますし、場合によっては歯そのものを失うことにもなりかねません。
また、すでに虫歯が進行していて、歯が欠けてしまっていたり、穴が開いてしまったりしている場合も、削る処置が必要になります。
ちなみに現在は、「薬剤を使って虫歯菌を殺したのち、殺菌効果を有するもの(セメント)で歯をふさぐ。その後に歯に詰め物をする」というやり方で対応する方法も出ています。この方法の場合は、目に見えない虫歯の取り残しのリスクはありますが、削る部分が少なくて済むというメリットがあります。
また、虫歯菌に侵された部分を特殊な薬剤で溶かして、器具でその虫歯部分を取り除くという方法もあります。このような方法をとれば、たしかに歯を削ることなく虫歯に対抗することが可能です。
ただこの方法は、いずれも自費診療です。保険の適用範囲外での施術となるため、費用は高くつきます。保険の場合は自己負担は1割~3割で済みます。自費診療の場合は10割を自分で払わなければなりません。
歯を削りたくない! 自分でできる対策とは

このようにみていくと、「現在は昔に比べて歯を削らなければならなくなるケースは少ないし、自費診療でもよければある程度進んだ虫歯であっても削る量を最小限にすることはできる。しかし、基本的には『侵攻した虫歯の場合は、削らなければ治せない』と言える」となるでしょう。
では、このような「削らなければならない状態」にならずに済むためにはどうすればよいのでしょうか。
最後にこれをみていきましょう。
まず、もっともおすすめなのが「定期健診に通う」ということです。
上でも述べたように、現在は最初期の虫歯ならば削らずに治すことができます。定期健診によって歯の状態をチェックし、その都度対応をしていくことで、削らなければならない状態にまで虫歯が侵攻するリスクを格段に減らせます。
日々のお手入れも大切です。
歯の石灰化を促せるフッ素を使いましょう。フッ素入りの歯磨き粉などを使い、毎日丁寧に歯を磨くのです。これによって、虫歯ができにくい歯を作ることができます。
なお、歯を磨いた後は口をすすぐことになりますが、すすぎすぎるとフッ素も取れてしまうのである程度加減して行いましょう。
フロスを使って、歯の隙間の汚れを取り除くことも重要です。歯磨きだけでも50%の効果はありますが、フロスを使って歯の間の食べかすなどを取り除くと、さらに虫歯になりにくくなります。
日々の生活の見直しを行うことも重要です。甘い物の食べすぎや、いわゆる「だらだら食い」を避けるようにします。ちなみに、喫煙をしている人は、非喫煙者に比べて口内環境が悪化しやすく、ヤニによって歯垢(プラーク)も発生しやすい状況にあります。体全体の健康も考えて、煙草もやめましょう。
令和の現在に生きる人たちは昔に比べて衛生観念が発達しているので、歯を削る状況になることはそれほど多くはありません。また、「歯を削るか、それとも削らないか」は歯医者さんの技術やスタンスによって決まるというよりも、患者様の口内環境によって異なると考えた方がよいでしょう。そのためには、日ごろのお手入れと定期健診、生活の見直しが非常に重要です。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科でも定期健診を行っています。
完全個室でプライバシーを重視した治療ができるデンタルクリニック
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科 矯正歯科
〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口1丁目5-5スターブル溝ノ口 1F
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溝の口の歯医者 歯科|専門分野のエキスパート在籍|歯科用CT、インプラント専用オペ室、クラスB規格の高圧蒸気滅菌器完備|世界基準の滅菌レベル|独自の麻酔テクニック
2023.03.03
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歯医者が考える「歯を残すこと」、「歯を治すこと」とは?

こんにちは、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科です。
歯科診療の考え方としての、歯を残すこと、歯を治すことについてお話します。
どんな条件であれば歯を残せるのか、治せるのか。歯を残すため、治すためにも、みなさんにもっと知っていただけたらと考えています。患者さんのご相談に多いのは、
・歯は残したいおきたい
・完全に歯を治療したい
・どうしても削りたくない
・歯を抜くのだけは避けたい
・インプラントはいやだといったご要望です。歯を抜くことなく、自分の歯だけで生活していきたい。というのが、みなさんの根底にあると感じています。それは十分理解できます。歯を抜きたい、と考える方はほぼいらっしゃらないはずです。

歯を残すのと歯を治すのは違う。
似ているようですが、その意味はまったく違うのが、歯を残すことと、治すことです。そのことを知っていただきたいので、最後までお読みいただければと思います。
なぜ歯を残すのか、どうしても歯を残すときの理由とは
その理由として以下の6つを挙げてご説明します。
========================
① 虫歯が大きくなり、歯の上部がなくなっているため治療できないが抜かずに残しておく。② 歯が二つに割れてしまったが、抜かずに残しておく。
③ 歯周病が進行しているため歯がぐらぐらになっているうえ、膿も出ているが、自然に抜けるまで歯を抜かずに残す。
④ 歯が薄くて治療すれば抜くことになるため治療はせず、様子を見る。
⑤ ときどき歯の痛みを感じるうえ、ひびが入っているが、抜くことになるかもしれないため治療を行わずにそのままにしておく。
⑥ 以前膿んでいたが、現時点では膿んでいない歯は、定期的に歯のクリーニングをして様子を見る。今後の状況によってはできる対応を検討していく。
========================このようなケースがあるのですが、そんなことがあるのか、と意外に思う方もいらっしゃることでしょう。 しかし実際にこのようなケースがあり、選択肢としての現状維持の場合もあるのです。
歯を残すことでのメリットは、機能していなくても歯を残す。ということ。
そして歯を残すデメリットには、現在の症状に痛みがあっても、治療しないため改善しない。違和感も変わらない、ということ。歯の痛みや違和感を取り除く、改善する目的で歯を治すこと。
今後発生するであろう症状、痛みや腫れの原因を取り除く目的。
歯を残すことでは、次のようなことで対応します。
========================
① 大きな虫歯で痛みがあり、さらに神経を取る可能性があっても、虫歯を処置する。② 歯が二つに割れているが、痛みや腫れの症状はないが、この先症状が出ないように歯を抜く。
③ 歯周病が進行していることで歯がぐらぐらしているうえ、腫れて膿んでいることから抜歯するほかないということで、歯肉の腫れを改善するためにも歯を抜いた。
④ 歯は残っているものの、薄いため治療によって歯を抜く可能性が高いが、不安を解消するためにも治療を行う。
⑤ 歯にひびが入っていて痛みの原因にもなっており、歯として機能しないためその歯を抜いた。
⑥ 周期的に繰り返し膿んでいる歯に違和感があるため歯周外科処置を行った。
========================歯を治すメリットは、原因を取り除き、痛みや違和感の改善。
歯を治すデメリットには、歯を残すのは困難であるという判断により最終的には歯を抜くことになる。このように、歯を残すことと歯を治療することには大きな違いがあるのです。
比べてみると、歯を治したほうがよい、と思うかもしれませんが、ほとんど痛みはないか、ちょっと痛いくらいの歯でも、診察してみると、その状態が悪く、抜歯になるかもしれない、と言われたら。そのときみなさんは歯を残しますか?それとも治しますか?
このことを十分理解していただいたうえで、選択していただきたいのです。
この先、悪くなるかもしれない、周囲組織にも悪い影響があるかもしれないというのであれば早期治療という考え方もあるでしょう。
現状では特に問題なく生活できている、生活の質、QOL(「Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)」の略称)に支障をきたしていない、ということであれば痛みなどの症状が出るまで現状維持する、という方法もあると思います。
そのような場合には経過観察しながら進行具合も確認したうえで、今後の方針を決めていけばよいのです。
治療した方が結果としては望ましい、ということが明確にわかっているケースや、その進行状況などによっては抜歯しなくてもよいときもあります。
最後に選択するのは患者さんの生活状況や、価値観による決断です。
大切にしていただきたいのは、ご自身の歯について認識することです。
そんなに痛くないから、と歯科で診察を受けることなくそのままにしておいたことで、どうすることもできなくなってしまう方はとても多いのです。痛みがなくても歯の状態が悪くなっている、虫歯が進行していることは珍しいことではありません。そうなってしまってからではよく噛める歯、審美的にも美しい歯、のような健康的な歯の状態にするためには費用も時間もかかります。
さらに言えば、歯科治療というのは、どんなに時間と費用をつぎ込んでも、決して再生することにはなりません。あくまでも修復なのです。一度悪い状態になってしまった歯は絶対に元通りの歯には戻せないのです。
ですからご自身の歯についてはしっかりとその現状を把握し、正しく認識してほしいと思います。そうすることで少しでも長く、ご自身の歯の健康を守ることにつながります。ですから口の中のことをもっと気にしていただきたいのです。そしてもうひとつ。
歯を削るときと、歯を削らないときの違いに関してのお話です。歯を削るべきか?歯を削らないのか?
歯を削るべきかどうか、についてはその時点での歯の状態によっても異なり、そもそも患者さんの価値観による選択で決まります。そのためこんなときは歯を削る、ということは一概には言えません。ここではわたしの判断についてお話しします。
こんなときは歯を削るべき
①虫歯が大きくなるペースが早い。急激に大きくなっていると思われるとき。
②C3(重度)以上の虫歯である。
③C2(軽度)以上の虫歯があるのに歯磨きできない位置にある。
④歯と補綴物の間に隙間があるときや虫歯になっているとき。
⑤明らかに補綴物が合っておらず、不適合といえるとき。
こんなときには歯を削らない
①虫歯の進行度合いが緩慢とみられるとき
②C0、C1(経過観察)の虫歯である
③C2(軽度)の虫歯だが、歯磨きできる位置にある
④補綴物自体の劣化であり、その度合いが軽度とみられるとき
このようなときでも、やはり患者さんご自身が、現在の歯がどんな状態であるか、歯の現状を正しく知ることであると考えています。
不十分な理解で、誤った自己判断をしてしまうと、適切に歯を治療できる時期を逃すことになりかねません。先ほどにも述べましたが、適切な時期を逃してしまうと、歯の治療のために費用も時間もかかることになります。
だからこそ、定期的に歯科検診を受けること、そして歯科医院でのメンテナンスと併せてご自身でのお手入れもきちんと継続することが不可欠です。ご自身の歯の状態をしっかりと把握しておくことが、歯を維持するためにもいちばん大切なことなのです。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科では、患者さんご自身が歯の状態を知るための正しい口腔ケアとして、歯のクリーニングや丁寧な診療を行ってみなさんの歯を守り続けます。歯についてお悩みの方、気になることがある方はぜひ一度、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科にご相談ください。
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2023.01.28
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歯医者で定期健診をきちんと受けていますか?

はじめまして、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科です。
ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科は、溝の口駅から歩いて3分のところに歯科医院を開設致しました。
定期検診を受ける必要があるのか?についてお話していきます。
まず、生活習慣を整えるということのひとつがお口の中のメンテナンスになります。
食べることで人間は体を維持していますが、その食べることを支えているのがお口の中、歯や歯ぐきの健全な状態でこそできることです。
また、しっかりと話すこと、会話を楽しむこともお口の中が健康であればこと可能なことです。かみ合わせに問題があれば姿勢や発音にも影響があり、それは生活の質にもダメージを与えることがあります。
かみ合わせといえば、しっかりと噛んで食べることが食事の楽しみでもありますが、バランスのとれた栄養をとり、適正なかみ合わせがおいしく食事を楽しむことにもつながっています。
健康長寿の方の多くは高齢になっても自分の歯で噛める状態であることも知られています。
人生100年時代とも言われるようになり、健康長寿という言葉もあるように、歯の健康、お口の中の健康度合いも健康長寿に大きく関係しています。
少しでも長い間自分の歯でそしゃくできることは、脳の働きを活性化することにも有効であると言われており、お口の中のメンテナンスをすることは、全身の健康維持にも非常い意味のあることだとわかってきています。
口腔ケアによって健康管理への意識もより高まり、ご自身の健康管理を通して生活の質、QOLを高める効果もあるのではないでしょうか。歯科医院での定期健診では、お口の中の状態を確認し、患者さんひとりひとりに合ったメンテナンスをご提案しています。
ご自身のお口の中を知り、歯科医院でできる口腔ケアや毎日のお手入れをストレスにならずに続けることが患者さんの歯を守るために最も大切なことだと考えています。
生活の予定に合わせたメンテナンス計画で、お口の健康を維持し、感染症対策として自己免疫力を高めるためにも、ぜひお気軽に歯科での定期検診を活用していただければと思います。お口の中にある細菌とは
わたしたちの口の中には多くの細菌が存在しています。

そしてその口の中の状態によっても菌の数が大きな変化を起こします。
現在わかっている研究によると、人が持っている細菌の種類は、30代前半までにはほぼ決まり、それ以降は存在している細菌の数こそが歯周病を引き起こすことと関連して大きな問題になると言われています。そしてさらに、歯周病に感染して、その後進行してしまい歯周病が重症化すると、全身の健康状態にも大きな影響があることも分かってきました。
なかでも、生活習慣病といわれ、死亡原因の上位でもある疾患、糖尿病、心筋梗塞、狭心症、誤嚥性肺炎などの生命にかかわる疾患にも歯周病は重大な影響があると考えられているのです。これはまちがっても歯周病を決して軽く見てはいけない、という大きな根拠にもなるのではないでしょうか。
もし少しでもお口の中に違和感があれば早めに歯科医院を受診していただきたいと思う理由でもあります。
場合によっては早めの受診が費用や時間を抑えることにもつながります。
お口の中の違和感は決して先延ばしにしないですみやかに受診されることをおすすめします。
さまざまなウイルスへの感染についても、その感染経路は口や鼻からであると考えられており、口の中の状況によっては早期に肺炎のような重篤な症状へ移行してしまう可能性もあります。
定期健診を活用したお口の中のケアはさまざまな角度から見ても重要なことであるとおわかりいただけたのではないでしょうか。定期健診をすすめる理由
みなさんは歯科の定期検診に行っていますか?

これまでにお伝えしたように、お口の中の健康状態が全身の疾患にも大きな影響を与えています。
ですからお口の中、口腔内のケアを行うこと、定期健診で虫歯や歯周病の早期発見、早期治療を行うことは全身の健康管理にも大きなメリットになると考えていただきたいのです。
定期健診というと、
時間をとられて面倒だと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし定期健診をしないで、もし何年も歯科検診を受けていなければ、それだけ虫歯や歯周病へのリスクが高まります。お口の中の異変には必ずしも痛みを伴わないこともあり、痛むがなければ異常があるとは認識しづらい部分もあります。
痛くないから歯科検診にはいかないですませていた。しかしいざ受診してみると、歯周病がかなり進行していた。ということになっていれば治療するため、あるいは少しでも改善するために費用も時間も必要とします。最悪の場合は歯を失ってしまうリスクもあります。
さらには生活習慣病などを発症するリスクまでかかえることになり、歯科医師としても看過できる問題ではありません。
正直なところ、せっかく検診にきていただいても手の施しようがない、というのは非常につらいものです。どうしてもっと早く来てくれなかったのか、と思うことがこれまでにないわけではありません。
患者さんのご要望に応じてそれぞれに合った診療を行っています。定期健診の間隔も状況やご希望に併せて設定することも可能です。歯科医院での定期健診をためらうことなくご自身の健康管理の一環として活用していただきたいと思います。ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科では、歯周病の治療への取り組みの一環として、超音波で歯石を除去しています。
さらにその際、口腔内殺菌・消毒作用のある薬剤を使用した殺菌で、歯肉の炎症を抑制が期待される治療を行っています。
歯石など歯の汚れをそのままにしておくと、歯肉炎になりやすくなってしまいます。
そして歯肉炎になれば歯ぐきが腫れて炎症を起こします。歯磨きの時に歯ぐきから血が出ることがあればそれは歯肉炎です。
歯肉炎を改善させなければ歯肉炎から歯周炎に進行してしまうことにもなりかねません。
歯周炎になってしまうと、今度は歯ではなく、歯を支えている骨が溶け始めるという最悪の辞退が起こります。歯を支える骨が溶けると、歯を支えきれなくなり、歯がぐらついてきます。こうなると、支えられなくなった歯が倒れてきていずれ歯を失ってしまうことになります。
歯肉炎の状態であれば、きちんと歯磨き指導を受け、ていねいな歯磨きや補助的なお手入れを併せて行うことで歯肉炎を改善し、歯周病を予防することにつながります。まずはご自身のお口の中の状態を把握し、すぐにできることから始めていただきたいのです。
お口の中のことなので、ふだんは見えない場所ではありますが、歯を支えているのは骨であり、お口の中を守っているのはたくさんの細菌でもあります。
どのような細菌がお口の中にあり、骨や歯はいまどのような状態にあるのか。
レントゲン撮影でご自身の状態を確認することで、これからできる取り組みをいっしょに考え、将来の健康づくりをお手伝いします。ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科は、朝10時から診療を行っています。出勤前のご来院によるクリーニングなどのメンテナンスで、お手入れの行き届いた健康的な口腔内でお仕事に臨むことも可能です。
溝の口で歯科医院をお探しでしたら当院にお気軽にお問い合わせください。
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2023.01.28
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どんな口腔内だと虫歯になってしまうの?

こんにちは、ハートデンタルクリニック溝の口駅前歯科矯正歯科です。
歯が痛くなった時、最初に考えるのはやはり「虫歯になったのだろうか?」という方が多いのではないでしょうか。痛みが起きるとまず心配になる虫歯、う蝕・カリエスのことを詳しくお話しましょう。これまでにも繰り返しお伝えしてきましたが、虫歯や歯周病とは、細菌によって発生する感染症であるということ。
厳密に言えば感染症と言い切ることはできないのですが、あえてこのような言い方をしています。なぜこんな言い方をしているか、についてもお話します。
虫歯学(う蝕学)、とは別名「カリオロジー」と言われています。歯科検診などで見たことがある方もいらっしゃると思いますが、C1、C2、C3、C4などと虫歯の進み具合を表す表記はカリエス(Caries)からきています。虫歯の予防には、なぜ虫歯になるのか、その原因から知っていただくことこそが予防になると思います。口の中の常在菌が虫歯の原因!
かつて、虫歯の原因となるのは、ミュータンスレンサ球菌である、とされてきました。それが、この細菌が実は常在菌であること、虫歯ではない口の中にも存在することがわかったため、「虫歯になるのは原因となる細菌が存在しているからだ」とはいえないことがわかってきたのです。
※常在菌とは、病原性がなく、だれにもある細菌のことです。
いまでは「生態学的プラーク説」に支持が集まっていて、その考え方は、「虫歯を起こす細胞が存在する」のではなく、誰の口の中でも存在している常在菌の関係性こそが虫歯の発生に関与していて、虫歯になる条件を満たすことで虫歯が発生する
という考え方です。
いくつもの細菌が集まって歯に張り付いてしまうことをバイオフィルムといいます。プラークという言葉も同じような意味を持っています。バイオフィルムとプラークを同じものであるとするか、違うものとするかは考え方にもよります。どちらも細菌の集合体であり、虫歯や歯周病の原因になることには変わりありません。
食後に酸性に変わってしまう口の中
では、phと聞くと、学校の理科で習った記憶がよみがえる方もいらっしゃるでしょう。その授業のような内容で説明します。phは「水素イオン指数」と呼ばれ、酸性やアルカリ性の度合いを表すものです。簡単に言うとph7が中性、これより数字が低いと酸性で、口の中が酸性になると歯にとっては良くない環境ということになります。
食べ物にはいろいろな糖が含まれており、お菓子などの甘い糖のほか、ごはんなど炭水化物の糖質もその「糖」のひとつです。糖はバイオフィルムの細菌が、糖をエサにして酸を作ります。そのためphの数値が下がります。
ただし、唾液の能力として口の中が酸性になっても、2時間くらいで中性に戻すことができ、口の中で中性を保てるようになっています。ふだんは、口の中が一時的に酸性となっても、虫歯になってしまう前に歯の安全を確保する中性に戻ります。脱灰と再石灰化のちがいは
食べ物や飲み物を口にするたびに口の中のphは変わります。食後ならphは酸性となり、脱灰し始めます。この、「脱灰」とは、歯の表面のエナメル質などが溶けることです。ただ、phが7を下回ったからといってすぐに脱灰し始めるわけではありません。脱灰し始めるphを臨界phと言いますが、場所によっても異なります。エナメル質なら約ph5.5、象牙質であれば約ph6.0が脱灰し始めると言われています。これよりさらに酸性に傾くと、脱灰し始めると考えられています。
たとえ何を食べたとしてもphは、下がるので、食事をする限りphが下がるのは避けられません。
ただし、食後30分から1時間半くらいのあいだに、唾液のはたらきで徐々にphは7に戻り脱灰があまり進むことにはなりません。もはや脱灰しない程度にまで回復するときにはいわゆる「再石灰化」が起こります。歯の表面を脱灰から自然に回復させる能力が人間には免疫機能として備わっているのです。豊富な食べ物にあふれた現代のわたしたちには、こうした治癒能力がなかったらみんな虫歯だらけになっていたことでしょう。
免疫機能だけで虫歯を防げないの?
ここまでの説明で、
・糖をエサにしたバイオフィルムが酸を作るから歯は脱灰してしまう
・免疫機能である唾液のおかげで虫歯にならないよう再石灰化という仕組みがある
という脱灰と再石灰化のことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
それでは、なぜ虫歯になるのか、という話になりますが、食べ物や飲み物を口にするたびに脱灰しても、唾液が再石灰化を促し、虫歯にさせない仕組みがあります。
この仕組みがあっても虫歯になってしまう3つの条件があります。・糖をたくさん、あるいは頻繁に摂取している。
・バイオフィルムの多さ
・唾液の少なさ
この3つの条件がそろってしまうと、脱灰と再石灰化のバランスを保つことができず、脱灰が起こりやすくなってしまいます。大量に、または頻繁に糖を摂取していると、酸によって脱灰する機会も増えてしまい、唾液による再石灰化も追いつかなくなる、ということになるのです。
脱灰が再石灰化より多くなること。
その状態が長くなり、継続されてしまうほど虫歯にもなりやすい、ということになります。それを図で表したものが、「ステファンカーブ」です。

3大虫歯リスクとは?
・糖をたくさん、あるいは頻繁に摂取する。
間食の多さはひときわ高リスクです。糖そのものにリスクはありますが、一回の摂取量より頻度を気にかけたほうが良いでしょう。
食事と食事の間隔がとれていると、phが中性に戻ります。中性に戻らないうちに次の食事を取ったり、間食をして口の中に食べ物を入れてしまうと、中性になる前に下がったままのphは更に酸性になります。下がってしまったら中性に戻るまでの時間も要することになります。
虫歯のリスクを高めてしまうのは、食事の間隔の短さや間食の多さです。
間食などおやつを食べ続けたり、ジュースなどの飲み物を頻繁に飲んでいたりすると、リスクは高まるのです。・バイオフィルムの多さ
きちんとていねいに歯磨きできているかに関わってくるのがこのバイオフィルムです。とても判別がしやすくなります。
ふだんからしっかりと隅々まで歯磨きをして、酸を作る細菌を減らしましょう。バイオフィルムが多いと、細菌が酸を作りやすくなり、増えて多くなってしまいます。歯磨きをしっかりしないこと、自分でメンテナンスしないことも、虫歯になる高リスクなのです。・唾液の少なさ
再石灰化させるために、口のphを中性に戻すためには、じゅうぶんな唾液が不可欠です。もし唾液が少なければ虫歯のリスクが高い、ということです。余り噛まないで食事をしていたり、高齢者に多くみられる口腔乾燥症であったりすると、唾液は少なくなってしまいます。
また、しっかりと噛めなくなっているのであれば、噛んで食事できる口腔状態にする必要があります。
口腔乾燥症の場合は、口の中が適切に潤った状態を維持できるように対策したり、次回にご紹介する「フッ素」を使った方法などでの対策を行うことが重要です。細菌感染が虫歯とは限らない
最初にお伝えしたように、厳密に言えば感染症と言い切ることはできません。
なぜかというと、虫歯になる原因の1つとされるミュータンスレンサ球菌は、赤ちゃんの口内にはありません。成長するにつれての感染も防ぐのが非常に困難なため、全ての人がこのミュータンスレンサ球菌に感染していると言えます。
虫歯になる原因として、生活習慣の乱れがもとになり、バイオフィルムの酸生成とphバランスが崩れて起きる疾患である、という考え方から、「細菌感染=虫歯」と断定することはできません。虫歯の原因を知ることから始まる虫歯予防
歯の原虫歯の原因は何かということを理解し、日頃の生活習慣を整える、歯磨きなどの自分でできる歯のお手入れを丁寧に、歯科で定期的な歯のクリーニングを行うことが、虫歯予防にはとても重要です。
今回は「どんな口の中だと虫歯になるの?」ということに着目しました。
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2023.01.02








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